《国税庁発表》法人税の黒字申告割合は25.9%と4年ぶりに上昇

◎法人税の黒字申告割合は25.9%と4年ぶりに上昇
      
- 平成23事務年度における法人税等の申告(課税)事績 -

国税庁は、このほど「平成23事務年度 法人税等の申告(課税)事績の概要」を発表しました。

これによりますと、法人税の申告所得金額の総額は37兆2,883億円で、その申告税額の総額は9兆5,352億円と、前年度に比べ、それぞれ2年連続増加となっています。

また、黒字申告をした法人の割合は25.9%となり、過去最低であった前年度に比べ4年ぶりに上昇となりました。

源泉所得税額は12兆8,414億円で、前年度に比べ、2年連続増加となっています。

なお、詳細については、「国税庁ホームページ」を参照してください。
 
1.法人税の申告事績

平成23事務年度における法人税の申告件数は276万3千件で、その申告所得金額の総額は37兆2,883億円、申告税額の総額は9兆5,352億円と、前年度に比べ、それぞれ1兆1,047億円(3.1%)、1,496億円(1.6%)増加し、2年連続増加となっています。

また、黒字申告をした法人の割合は25.9%となり、過去最低であった前年度(前年25.2%)に比べ0.7ポイント増加し、4年ぶりに上昇となりました。

(注)法人税の申告事績は、平成23年4月1日から平成24年3月31日までに終了した事業年度に係る申告について、平成24年7月末までに申告のあったものを集計したものです。

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