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(税務調査)申告是認について

先日、今年の2月より
続いてきていた税務調査が
終わりました。

2月の調査最終日の段階で、
論点は大体終わっていたのですが、
オーナー役員と会社との取引について、
その取引したものの時価の妥当性につき、
納税者側(会計事務所側)と
税務署の見解の相違というのでしょうか、
そのやりとりをしばらくしていました。

言葉で言うだけでは、
威力がないので、税務意見書に論点を
まとめ、こちら側の見解の妥当性や
根拠を列挙し、納税者の方には
申し訳なかったのですが、ご了承を得て
しばらく税務署側の出方を伺っていました。

しかしながら4月中旬以降、
なーんの音沙汰もない。
私は内心、「ああもう税務署側としては
反論する気がないのだな」と、
思っていました。

税務署は、通常「待ってくれる」とかは
「しばらく静観する」ということは、
特に税務署側に分がある場合には、
してくれませんので、
上記のように連絡がない場合は、
すべてとは言いませんが、
(忘れている場合もありますが・・・)
納税者にとって良い方向に進んでいる
ように感じます。

今回も結局のところ、
修正箇所なしで調査終了となりました。

税務調査で修正箇所なしの、
「適正申告」という場合には、
税務署より「申告是認通知」という
お墨付きをもらえます。

ただし、実際はなかなかくれないです。
調査官にとって何もメリットがない、
いやマイナスに働く?ということも
あって、修正箇所無しなのに、
なんのかんの理由を付けて、
是認通知を出してくれません。

まあ事前準備が首尾よく出来た
おかげで、運が良かったということで
納めておくのがいいのでしょうね。

申告是認通知をもらうには、
いろいろな要素が必要ですが、
次回以降でそれについて話たいと思います。

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