公開日:

税務調査で前受金は狙われる!

税務調査で、
よく狙われる科目として、
前受金があります。

これは当然と言えば当然でして、
取引先から先に入金されてくる
ということから、法人に立つ売上が
計上されていないかどうかを
調べられることになります。

また売上が立っていない以上、
当該取引にかかった仕入や外注、
その他経費は、棚卸や仕掛品と
なります。
この点も併せてかなり調べられます。

「役務の提供」という言葉を
聞かれたことがあるかもしれませんが、
これは要するに、製品やサービスを
取引先に提供したか否か(その時期は?)
ということに当たります。

例えば、商品の引き渡しをもって、
「役務の提供」が完了したとなれば、
この取引についての売上高は計上される
ことになります。

前受金は、上記の論点で
売上計上は未だである、あるいは
役務の提供は未済みである、
ということを証明する必要があります。

決算書に前受金を計上されるときは
より神経質に資料を完備されることを
お勧めします。

お問い合わせ
ご相談・ご質問、お気軽にお問い合わせください。
お電話でのお問い合わせ
0120-958-583
0120-958-583
受付時間:9:00~18:00(平日)
メールでのお問い合わせ
お問い合わせフォーム