今日は久しぶりにニュースから。
(ニュース内容)
ゴム製品などの卸売会社「東京原材」が、
07年9月期までの3年間で約2億円の所得を隠し、
約6000万円を脱税したとして、
東京国税局が同社と大森正昭社長を
法人税法違反の疑いで千葉地検に
告発していたことが分かった。
東京原材は、化学メーカーなどから
製造工程で出た塩化ビニールや合成ゴムの切れ端などを仕入れ、
洗浄や粉砕などの加工を施した上で、
東京都内のゴム製品製造会社などに卸売りしていた。
最近では東南アジアへの輸出も増加中だった。
東京原材は仕入れを過大に装っていたほか、
売り上げの一部を除外する手法で、
所得を圧縮していたとみられている。
(コメント)
過大仕入と売上除外ですか…
なんでも直近の年商は3億5千万円だったそうです。
この程度の年商規模なら中小企業を顧問としている
税理士にも馴染みのある数字ですね。
2億円も誤魔化していたわけですから、
利益率とかも無茶苦茶だったんだろうと思います。
言うまでもないですが、
過大仕入と売上除外は所得隠し、
この2つは調査が入れば大体突き止められる
訳ですから、やる方が馬鹿を見ます(言い方は悪いですが)。
バレなければOKというのではなく、
先の先を考えて(脱税がどのようなことをもたらすか
会社の行く末とか)経営者は行動すべきです。