先週の金曜に、
以前ブログでも書いたと
思いますが、
税務調査のピンチヒッター
に行って参りました。
調査のピンチヒッター?
と書いても分りづらいですよね。
その関与先の以前から
顧問している税理士が、
頼りない&力になってくれない
等々の理由で今回代打で、
調査の詰めだけですけど、
出番となりました。
税務代理権限証書(顧問している証拠書類)
を取り急ぎ揃えて、立ち会ってきました。
論点は、以前このブログでも
取り上げた外注業者への支払いの
問題(給与と事業所得の区別)、
後は推計(推定計算…税務上は認められない)
とか、前の税理士さんが詰めていなかった
論点(単なる入金で売上にされていた)
などです。
外注費の支払いについては、
私の方から税務意見書の提出、
および当該契約書、
また単なる入金分については、
その資金の源泉を証明して、
売上ではないことを証明して
きました。
それにしても、
いくら同業者とは言え、
調査対応としては、
ほとんど何もしていない状態でした。
私にはよく理解できません。
税務調査の立会いにおいて、
どれくらい力になれるかで、
お客さんとのグリップはかなり
取れるからです。
調査の時に力になれないなら、
顧問税理士なんかするな!と思います。
推定計算についても、
税務上は法的根拠はないため、
「例えそれが裁判に行っても
税務署側は勝てない」
納得できなければ、修正に応じる
必要はありません。
結局、前税理士段階ではかなりあった論点が、
今回の詰めでほとんど無くなって
解消してしまいました。
金額にして1,600万円の増差が
指摘事項から外れました。
調査対応は税理士に寄るという言葉を
よく聞きますが、私と前税理士との違いは
何によるものなのでしょうか?
何をもってこのような差が出るのでしょうか?
皆様も調査の時に力になってくれる税理士を
お探し下さい。