税務調査は、
「期中の正しい会計処理」
「期末の適正な決算修正」
を経ることもそうですが、
「事前準備を十分にしておく」
これが重要です。
事前に顧問税理士に
問題となりそうな点、
納税者側からみて不安に思う点などを
ブラッシュアップし、
その箇所についての根拠を
揃えておくことが肝要です。
また税務調査の準備資料として
3〜5期分の申告書・決算書
その他関連する経理書類を
用意するようにと税理士から
指示があると思いますので、
問題となる資料がないか、
膨大な資料だとは思いますが、
目を通すことも必要です。
調査官の調査手法は、
ほんとに担当官によって、
千差万別です。
現状確認できるものから、
(例えば現金・棚卸)
遡って数値を確かめるもの、
また従前の取引先調査から
入手した資料から調べるもの、
手法は調査官の裁量により
委ねられています。
ただ要は、
原始証憑(資料)と帳簿を結ぶ
ロジックが十分に担保されている
ものであればよろしい、
ということですので、
必要以上に不安にならなくて
OKです。
調査官に突っ込まれても、
「ヒアリングをされてもOK」
「資料を提示してもOK」
というのが理想です。
持って頂くべき思考としては
「王道は1日して為らず」
これが1番端的に表現していると思います。