サッカーの話が入って、
小休憩となりましたが、
今日は税務調査の当日のお話です。
事前準備を顧問税理士に確認してもらった後、
いよいよ調査当日となります。
最初は事業概況の
ヒアリングから入ることが一般的です。
一見、単なる世間話のような
感じで進むことが多いですが、
調査官はすべて内容を頭に入れ、
要点を控えています。
ゆくゆくこのヒアリングが発端で、
調査が進む、税務否認のきっかけに
なることもあります。
基本的には必要最低限のことのみ
話をして頂ければ宜しいかと思います。
ヒアリングの後は、
いよいよ実地調査に
1日目の昼から入ることになります。
以前にも記載しましたが、
実地調査の手法は千差万別です。
向こうの出方が
分かりませんので、
その都度その都度、
対応力というものが必要になります。
ただ以下のことはさせてはいけません。
1.誤解を招く、および不必要な書類は出さない、または言わない。
2.勝手にいろいろなもの(特にPCや机の中)を触らせない。
書類については、
出していいものかどうか
判断に困った場合は、
税理士に相談してから
提出か否かの判断を
下すようにして下さい。
またいろいろなものを
触らせないのも1つの方法ですが、
日ごろからPCや机の中、
会社の中を整理して、
万一見られた場合でも
問題のないようにしておくのが
好ましいです。
ただ納税者の同意がなければ、
勝手に触ることは出来ませんので、
その点もご注意下さい。
長くなったので、
明日以降に今日の続きします。