《国税庁発表》 法人税の黒字申告割合は27.4%と2年連続上昇
◎法人税の黒字申告割合は27.4%と2年連続上昇
- 平成24事務年度における法人税等の申告(課税)事績 -
国税庁は、このほど法人税、復興特別法人税、源泉徴収に係る所得税及び復興特別所得税の申
告(課税)事績をまとめた「平成24事務年度 法人税等の申告(課税)事績の概要」を公表しま
した。
これによりますと、法人税の申告所得金額の総額は45兆1,874億円で、その申告税額の総額は
10兆105億円と、前年度に比べ、それぞれ7兆8,991億円(21.2%)、4,753億円(5.0%)増加し、
3年連続増加となっています。
また、黒字申告をした法人の割合は27.4%となり、前年度に比べ1.5ポイント増加し、2年連
続の上昇となっています。
源泉所得税等の税額は13兆3,536億円で、前年度に比べ5,122億円(4.0%)増加し、3年連続
増加となっています。
なお、詳細については、「国税庁ホ-ムペ-ジ:報道発表資料(プレスリリ-ス)」をご参照
ください。
1.法人税の申告事績
平成24年度における法人税の申告件数は276万1千件で、その申告所得金額の総額は45兆1,874
億円、申告税額の総額は10兆105億円と、前年度に比べ、それぞれ7兆8,991億円(21.2%)、
4,753億円(5.0%)増加し、3年連続増加となっています。
また、黒字申告をした法人の割合は27.4%となり、前年度(前年25.9%)に比べ1.5ポイ
ント増加し、2年連続の上昇となっています。
(注)法人税の申告事績は、平成24年4月1日から平成25年3月31日までに終了した事業年度に
係る申告について、平成25年7月末までに申告のあったものを集計したものです。
2.源泉所得税の課税事績
平成24事務年度における源泉所得税額は13兆3,536億円で、前年度に比べ5,122億円(4.0%)
増加し、3年連続の増加となっています。
これを主な所得についてみると、給与所得の税額は362億円(0.4%)、配当所得の税額は
4,620億円(27.5%)増加し、利子所得等の税額は186億円(4.1%)減少しています。
(注)1 源泉所得税額の課税事績は、平成24年7月1日から平成25年6月30日までに納付があっ
たものを集計したものです。
2 平成25年1月1日以後生ずる所得に係る税額から、復興特別所得税が含まれています。