○日本政策金融公庫、融資課長に聞く中小企業の資金調達の状況
先日、日本政策金融公庫(旧国金)渋谷支店の融資課長と御話する機会がありました。
不況による業績悪化の影響を受けて、現状貸出として1番行われているのは、
特別貸出による「セーフティネット貸付」が、ほぼ貸出枠の8〜9割を占めておられるとのこと。
ちなみにこの「セーフティネット貸付」は、4800万円以内、15年以内の返済期間が条件となります。
セーフティネット貸付と言えば、保証協会付け融資をすぐに思い浮かべますが、
現状、保証協会が申込多数のため混んでいること
から、融資実行まで大体2ヶ月程度の日数がかかります。
上記と比較して、日本政策金融公庫さんは、
実行まで最短で1ヶ月以内で行うことも可能というお話でした。
*但し、必要資料が完備されていることが条件です。
今、資金調達でスピードを要求されている法人には、
日本政策金融公庫さんが選択肢の1つとして検討の余地があると考えます。